谷津干潟自然観察センター
4月から5月にかけて、渡りの途中に谷津干潟に立ち寄ったシギ・チドリたち。潮のひいた干潟では、様々な種類のシギやチドリたちがエサをとったり、群れで飛んだり、鳴き声を響かせたり・・・とってもにぎやかです!
・・・ということで、行って参りました。
駐車場に車を止めると、すで周囲にはザックと双眼鏡を持った方々の姿が・・・先日の石神井公園の、デカいカメラをぶら下げた御仁達とは明らかに雰囲気が違います。これは期待できそう。
いやあ、立派な施設です。干潟に面した壁はすべて天井まで届くガラスになっていて、干潟を一望できます。ガラスはもちろんピカピカ、館内は隅々まで手入れが行き届いて、ものすごく快適です。靴も服も汚れない。おまけに窓辺にはフィールドスコープ(コーワ)と双眼鏡(宮内?)が三脚付きで数十台用意されているので、何にも持っていなくても大丈夫なんですね。こんな気楽な野鳥観察で良いのかしら?
さて、シギ・チドリは種類が多くて見分けも難しいと聞いていたんですが、案の定、サッパリわかりません。いやいや、もちろん館内にはイラスト入りのパンフレットが備え付けてあるんです。が、見分けるポイントがわからない。
ふらふらとしていたら、隣から「ほら、これがオオソリハシシギですよ。嘴が上に反っているでしょう」という声が。説明員のおじさんでした。いつのまにかセッティングされていたスコープを覘くと・・・おおっ、確かにクチバシがそり上がった数羽の鳥が干潟をつついています。「へぇー、確かに反ってますね」「奥に模様の綺麗なのがいるでしょう。それがキョウジョギです。最近増えてるんですよ・・・ああ、手前に沢山いるのがハマシギです。おなかが黒いのが特徴です。似ているけどおなかが白いのはトウネン。ダイゼンとは、黒い胸がまるでお膳を抱えるように見えるからです。江戸時代の人は採って食べていたようです。」・・・なるほど、よくわかりました。「いまはちょうど夏鳥と冬鳥の渡りの途中で、両方の鳥が見えるんですよ。お客さんは運がいい。」へえー、そうなんだ・・・「ああっ、飛び立っちゃった。昨日はオオワシが出てシギがみんな逃げちゃったんですがね、今日もかな・・・ほうら、早く降りろ、降りろ」・・・説明員のおじさん、なんだかとっても楽しそうです。いいですねえ。
(あとで調べたら、センターボランティアということでした。なるほど!)
数時間だけでしたが、とても楽しく過ごせました。ここはお勧めです!
見えた鳥:
ハマシギ、トウネン、キョウジョシギ、オオソリハシシギ、セイタカシギ(とその巣。卵が緑色でかわいい!)、
アオサギ、中サギ、コサギ、
カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、カイツブリ、バン、オオヨシキリ、ツバメ
鳥じゃないけど:
ヤマトオサガニ、カワニナ、アカクラゲ?
カワセミを見てみたかったので、ゴールデンウィークに行ってきました。
野鳥初心者ですから、いろいろ見てみたいんです。
まず、大きなカメラを持ったカメラマンがいっぱいで、びっくりですねえ。水辺観察園っていうんでしょうか、そのほとりには高そうな望遠レンズを載せた三脚が水辺にずらりと並んでいて、一般人には近寄りがたい雰囲気です。こんな機材に間違って足なんか引っかけた日にゃ、許してくれそうにありません。そぉっと通りすぎました。
少し歩くとひょうたん池?の北側にも望遠レンズを構えた人たちの一群が・・・話しかけてみると、どうやらエナガの巣があるらしく、ホバリングの瞬間を納めるべく待ちかまえてるとのこと。それは興味あるな・・・少し待ってみましたが現れず。
この日、見た鳥;
カワセミ(魚を捕るところ、雄が雌に給餌するところも見えた!)、たぶんエナガ、カルガモ、カイツブリ、バン、アオサギ、ゴイサギ、コサギ、シジュウカラ、ツバメ。コゲラは声が聞こえただけで見られませんでした。
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