« atniftyのダイナミックDNSサービスの更新方法が変更された | トップページ | rpi-updateしたら、VPNクライアントが繋げなくなった(XL2TP/IPSEC) »

2018年4月 1日 (日)

rpi-updateで任意の古いカーネルに戻す

本日rpi-updateしたところ、VPNクライアントから繋がらなくなってしまったため、古いカーネル(4.9.x)に戻して対処しました。

https://github.com/Hexxeh/rpi-update によると、

To upgrade/downgrade to a specific firmware revision, specify its Git hash (from the https://github.com/Hexxeh/rpi-firmware repository) as follows:

# sudo rpi-update #gitハッシュ値

で好きなカーネルに入れ替えられるようです。

いまの(VPNが繋がらない)カーネル。
# uname -a
----
Linux raspberrypi 4.14.31-v7+ #1104 SMP Thu Mar 29 16:52:18 BST 2018 armv7l GNU/Linux
----

戻したいカーネルを探す。
https://github.com/Hexxeh/rpi-firmware/commits/master

Kernel: Bump to X.X.XX (今回は、Kernel: Bump to 4.9.80)を探し
右側のボタンから「Copy the full SHA」を選択する。

今回は「5c80565c5c0c7f820258c792a98b56f22db2dd03」なので

# sudo rpi-update 5c80565c5c0c7f820258c792a98b56f22db2dd03

再起動して確認。

uname -a
----
Linux raspberrypi 4.9.80-v7+ #1092 SMP Fri Feb 9 13:56:00 GMT 2018 armv7l GNU/Linux
----

VPNクライアントも無事に繋がるようになりました。

(4/24追記)
/bootに古い .firmware_revision があると、このコマンドでは戻せないようです。
あらかじめ.firmware_revision ファイルを改名しておきます。

cd /boot
sudo mv .firmware_revision .firmware_revision_old

この後、rpi-updateしてうまく行きました。

« atniftyのダイナミックDNSサービスの更新方法が変更された | トップページ | rpi-updateしたら、VPNクライアントが繋げなくなった(XL2TP/IPSEC) »

コメント

2019.6.11 に 赤外線コントロールする lirc が動作しなくなりました。

sudo apt upgrade などをするといけないのですね。

 4.19.42+ の場合には、lirc-dev がなくなったのが原因らしいです。

4.14.98に戻したら復活しました。このページのおかげです。感謝します。

sudo rpi-update a08ece3d48c3c40bf1b501772af9933249c11c5b

RZPzeroにWifiアダプターでネットラジオを楽しんでします。
先日、RZPzeroのOSOSをアップデートしたら、Wifiアダプターのドライバの更新が遅れていて
ミスマッチで、Wifi接続出来なくなってしましました。
こちらの情報で、RZPzeroOSをダウングレードして、Wifiアダプターのドライバと合わせる事ができ、
Wifi復活、出来ました。ありがとうございます。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: rpi-updateで任意の古いカーネルに戻す:

« atniftyのダイナミックDNSサービスの更新方法が変更された | トップページ | rpi-updateしたら、VPNクライアントが繋げなくなった(XL2TP/IPSEC) »

最近のトラックバック

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ