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2008年4月15日 (火)

ICF-SW20のスピーカー修理(3)

今日はスピーカーユニットをケースに組み込みます。

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元々のスピーカーユニットが角形なので、普通の円形スピーカーを取り付けるには工夫が必要です。今回は要らなくなったフロッピーディスクの外装ABS樹脂を再利用します。現物合わせで45mm角程度を切り出し、コンパスカッターで38mmの穴を開けます。これがスピーカーを固定するベースになります。

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うまく収まりました。接着にはエポキシ接着剤を使いました。総工程時間1時間ほど。

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ついでに出力の直流カット用コンデンサ220uFを東信工業のオーディオグレード(銀色)に換えてみました。これはまあ、気分です。オリジナルの4V 220uFでも別に問題はありませんでした。OSコンも試してみましたが、とてもパサパサした音になってしまったのでやめました。意外に漏れ電流が多かったし。普通の電解Cの漏れ電流が2uA位のところ、OSコンは10uA以上ありました。

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最後に、水洗いしておいたケースに組み込んで修理完了!ピカピカになりました。写真はNHK-FM(東京) 82.5MHzを受信しているところ。自分で修理したラジオで聴くクラシックアワー、じゃなかったベストオブクラシックは最高ですね!これからもいろんなところに連れ出してやろうと思います。

参考にした資料:
ICF-SW20 サービスマニュアル

2008年4月14日 (月)

ICF-SW20のスピーカー修理(2)

ICF-SW20修理の2回目。今日はスピーカーの代替品探しのようすを報告します。

さっそく中を開けてスピーカーのボイスコイルの導通を調べると無限大でした。やはりここが断線しているようです。

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オリジナルのスピーカーは40mm角型のめずらしい形です。SONY 156-13 7.2Ω 0.2wと書かれています。ケースに接着剤で軽く留めてあるだけなので、ドライバでコジれば簡単に外せます。
厚みは一番厚いところで8mm程度しかありません。

代替品として40mm 8Ωクラスの薄型スピーカーを検討することにします。
千石電商、鈴商と巡って3つの40mmスピーカーをGetしてきました。価格はいずれも400円前後です。

(1) 千石 TopTone S40G20K-4 8Ω 0.3W
(2) 千石 TopTone S40C11K-1 8Ω 0.2W
(3) 鈴商 FUJI 型番不明 8Ω 0.4W

この3つを実際に組み込んでみて、好みに合いそうなものを選ぼうという魂胆です。
結論から言うと(1)の S40G20K-4 を使うことにしました。
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こんなユニットです。少々音量が小さいのですが、女性アナウンサーのサ行、鳥の声、バイオリンの弓と弦の擦れる音、ピアノのハンマー音、…などなどが良く再現できていたのでこれに決めました。
実は千石の店頭で見たときに、(2)の周波数特性グラフがちょっと他と様子が違っていて気になっていたんです。他のモデルは5kHz以上はバッサリ切られているのですが、これは400Hzから5kHzまでほぼフラット、その上はゆっくり上がっていって17kHzあたりにピークがある、というものです。(7kHzにも若干のピークがある)
ネット上には周波数特性データが見つけられませんでしたが、東京コーン紙株式会社マイクロスピーカーS40G25-2というモデルが近いようです。

(2)は効率が良いです。(1)より音量が取れます。ただ、高音が弱く、こもっている印象。男性アナウンサーの声には十分なので、おそらく省電力なAMラジオに向いているのではないかと思います。僕はFM放送も聞きたいので今回は採用見送り。

(3)は妙にシャリシャリした音で、ちょっと長時間聞くには堪えない印象。

それにしても20年も前のラジオなのに、受信音の鮮明さ(特にFM)はすばらしいです。試しに10cmフルレンジに繋いでみたところ、ICF-SW7600GR、ICF-M260にも負けない感じです。ICF-SW20、おそるべし。

次回はユニットをケースに組み込む様子を報告したいと思います。

ICF-SW20のスピーカー修理(1)

ヤフーオークションで「故障したSONY ICF-SW20」を入手しました。

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このラジオ、20年以上前に発売された小型のアナログラジオです。
使い勝手は最新式のPLL式ラジオに遙かに及びませんし、機能だけだったらホームセンターで\2000位で売ってる安売りラジオのほうが多かったりします。

でも、いつか欲しい!と思っていたんですよね。

・カセットテープサイズに中波・短波・FMの受信機能をぎっしり詰め込んだ、Made in Japan!
・このサイズにも関わらず、内蔵バーアンテナの長さが10cmもある
・灯台放送も聞ける、中波531-1710kHz

と、なかなかに所有欲をそそる逸品なんです。

ちなみに、今は後継のICF-SW22にモデルチェンジしています。

さて、出品写真で見る限りとても丁寧に使われていたようで、外観は綺麗です。
故障の症状ですが・・・ふむふむ、スピーカーから音が出ないが、イヤフォンならちゃんと聴ける、ですか。
これはイヤフォンジャックかスピーカーの故障でしょうね!

…と読んでエイヤ!と落札しました。(って、それほどの金額ではないか・・・)

さてさてどうなることやら。

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