ICF-SW20のスピーカー修理(2)
ICF-SW20修理の2回目。今日はスピーカーの代替品探しのようすを報告します。
さっそく中を開けてスピーカーのボイスコイルの導通を調べると無限大でした。やはりここが断線しているようです。

オリジナルのスピーカーは40mm角型のめずらしい形です。SONY 156-13 7.2Ω 0.2wと書かれています。ケースに接着剤で軽く留めてあるだけなので、ドライバでコジれば簡単に外せます。
厚みは一番厚いところで8mm程度しかありません。
代替品として40mm 8Ωクラスの薄型スピーカーを検討することにします。
千石電商、鈴商と巡って3つの40mmスピーカーをGetしてきました。価格はいずれも400円前後です。
(1) 千石 TopTone S40G20K-4 8Ω 0.3W
(2) 千石 TopTone S40C11K-1 8Ω 0.2W
(3) 鈴商 FUJI 型番不明 8Ω 0.4W
この3つを実際に組み込んでみて、好みに合いそうなものを選ぼうという魂胆です。
結論から言うと(1)の S40G20K-4 を使うことにしました。

こんなユニットです。少々音量が小さいのですが、女性アナウンサーのサ行、鳥の声、バイオリンの弓と弦の擦れる音、ピアノのハンマー音、…などなどが良く再現できていたのでこれに決めました。
実は千石の店頭で見たときに、(2)の周波数特性グラフがちょっと他と様子が違っていて気になっていたんです。他のモデルは5kHz以上はバッサリ切られているのですが、これは400Hzから5kHzまでほぼフラット、その上はゆっくり上がっていって17kHzあたりにピークがある、というものです。(7kHzにも若干のピークがある)
ネット上には周波数特性データが見つけられませんでしたが、東京コーン紙株式会社のマイクロスピーカーS40G25-2というモデルが近いようです。
(2)は効率が良いです。(1)より音量が取れます。ただ、高音が弱く、こもっている印象。男性アナウンサーの声には十分なので、おそらく省電力なAMラジオに向いているのではないかと思います。僕はFM放送も聞きたいので今回は採用見送り。
(3)は妙にシャリシャリした音で、ちょっと長時間聞くには堪えない印象。
それにしても20年も前のラジオなのに、受信音の鮮明さ(特にFM)はすばらしいです。試しに10cmフルレンジに繋いでみたところ、ICF-SW7600GR、ICF-M260にも負けない感じです。ICF-SW20、おそるべし。
次回はユニットをケースに組み込む様子を報告したいと思います。
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